相性の見極め方

「異性の心を上手に透視する方法」(アミール・レイバン、レイチェル・ヘラー著)の書評。

プレジデント・オンラインのメルマガで、Kindleセールのお知らせがあったので買ってみました。

タイトルの和訳にいささかの俗っぽさは否めず、読み進めていくうちにもいよいよソレジャナイ感が増す一方でしたが、内容は総じて参考になります。

これは「異性」だけではなく人間関係全般に言えることだし、「透視」という単語は一切出てこないので、ひとまず本のタイトルは無視してOK。

内容はというと、人との関わり合い方は大きく3つの愛情タイプに分けられる、というのが前提。
それが、Sタイプ(安定型)、Nタイプ(不安型)、Vタイプ(回避型)の3つ。

どういう言動からそう分析できるのか?
自分は何タイプなのか?
相手はどのタイプで、どう対応すればよいのか?
といったことが書かれています。

日本語では“相性”とひと言で片付けられがちな関係性が、理詰めで解説されているなぁ…というのが所感。
私も過去の経験と照らし合わせて、あぁ言われてみればそうだ!と思い当たる節がたくさんありました。

例えば…
チェック項目にレ点を入れていったところ、自分はVタイプの回避型ということがわかりました。
これに対し、以前のうまくいかなかった交際相手は、Nタイプの不安型。
この組み合わせは、典型的に相性の悪いパターンです。
彼は不安から常に私を縛り付けようとしていたし、私は干渉されればされるほど回避したくなっていたので、よくケンカになっていました。

逆に、いまの主人はSタイプの安定型。
私が家にいるのは一日のうち数時間だけですが、主人は私の愛情があることはわかっているので、どっしり構えて気持ちよく送り出してくれます。
結婚5年目になりますが、ケンカしたことはありません。
あ、なんかノロケみたいになってスミマセン♡

目指すべきは、Sタイプの安定型。
不安型のひとでも回避型のひとでも、こうすれば安定型に近付けますよ、ということが書かれているので、いつも人間関係に悩んでしまうひとは自分やパートナーの本質を見極めて改善するのに役立てるかも。

最後に。
グッと来た言葉はいくつかあったのですが、ひとつだけ、紹介させてください…

真のパートナーシップとは 、ふたりともがお互いに相手がハッピーでいることについて責任を感じるものだ。

その通り(ToT)
そういえば、主人はいつでも私がハッピーでいられるように取り計らってくれている…
私も最高のパートナーとなるべく、主人がハッピーでいられるように努めよう!と改めて考えた次第です。

いい話だなぁ…。

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